石

石雑談の後日談石

「石の名前」は、基本的には個々の石のページの他、
「鉱物豆知識」と、このページの属する「その他雑談」
構成されていますが、たまに頂くみなさんからの
意見感想等でいつも思うのは
「みんな意外とよく読んでるんだな〜」ということ(笑)。
やはりこうして発表するからには、よく調べてからでないと
いけないということですね。
反省してます。

中でも、特に意見が多く面白かったのは、
雑談の第一話「検証!賢者の石」のページでした。
本来なら書き直さなきゃいけない程の
エピソードを頂いているのですが、
あのページはあのページで残しておきたいという
気持ちも少なからずありますので、
ここで
「修正」というカタチにしたいと思います。

わざわざご指摘下さった方々、
遅くなってしまって、本当に申し訳ありませんでした。。。m(_ _)m



まず、第一の指摘
「英訳」

「philosopher's stone」
についてですが、
賢者がどうとか哲学者がどうとか、いろいろと検証してましたが、
実はこの言葉、
「賢者の石」という熟語だそうです!
「philosopher's」と「stone」を別々に解析したのが
いけなかったんですね…。
管理人の英語能力が露呈してしまった指摘でした(^^;)


第二の指摘
「石の正体」

「賢者の石」の正体は結局検証出来なかったんですが、
その後意外な指摘を頂きました。
もともと、「賢者の石」とは
「錬金術で使われる“本当の金”を作る為の“本当の金”」
のこと
だそうです。
また、別の方からの指摘によると、賢者の石は
錬金術師のニコラス・フラメル(またはパラケルスス)が
作り出した物質
とされ、哲学者の石、天上の石、
大エリクシル、赤きティンクトゥラなどとも呼ばれます。
パラケルススによると、
「ルビー色をしていて、物質を構成する元素である
水銀と硫黄の「哲学的結婚」により作られる」

物質だそうです。(本物はもう少し別の物を加えるのですが・・・)
また、金属を黄金に変えるほか、
あらゆる病気を治す霊薬として使えるとされています。
んーーー、難しい話になりましたね。
現代人からしたら「タダの水銀化合物じゃないか?」
思うところですが…(^^;)
ちなみに細かい作り方は
「大いなる秘術」だそうです。


そして第三の指摘
「他に出てくるストーリー」

これは「ハリーポッター」「ルパン」以外にも、やっぱり
存在するようです。
まずは
「ドラクエ」。そりゃどの話にも「賢者」が
出てくるんですから、
「賢者の石」もありそうです。
何で気付かなかったんだろうな〜。
関係ないですが、ドラクエといえば
「オリハルコン」という
金属がすごく気になります。(知らない人ごめんなさいね)
「伝説の金属」とのことでしたが、あれはドラクエにしか
出てこないんでしょうか?
他にも出てくるなら
いつか検証してみたかったりします。。。
(と、思ってましたが、ここを見たらそれでOKな気がしてきた…笑)

あと、最近人気あるらしい
「鋼の錬金術師」
これも
「賢者の石」がキーワードになるとか!?!?
あ、もしや本当の金がどうとかって、この話に出てくるんでしょうか??


とりあえず「賢者の石」絡みの話題はここまでです。

で、これで終わりならここのタイトルは「賢者の石その後」とかに
なるところですが、実は
もう一つ書きたい話があったので
「雑談」の後日談にしたわけですが……。

もう一つの検証、
「市販の石」の話は、面白く読んで
頂けたでしょうか?
ここだけの話ですが、あのページを書いてて一番楽しかったのは
「鉱物売り場の店員さんの詳しさを見抜く画期的(!?)な方法」でした。
(↑管理人の性格の悪さもここで露呈 ^^;)
あれは、別にページを書くの為のネタとして考えたわけではなく、
私が
実際鉱物店に行く度に感じた、「自分なりの経験談」なのです。
(読んでない方は「検証!市販の石」を読んで下さい)

が、あのページを出して数ヶ月後。
鉱物ショップに行くと、
例のキャッツアイの説明にこんなモノが…!?



しかも一店舗だけではありません。
行く店、行く店、どこもみんなこれと似たような表示が。。。

……これじゃ質問しても、まるで意味ないですね(笑)。
そういう質問をする人が増えたのか、お店側が偶然あのページを
見たのか、それともホントにただの偶然なのか、わかりませんが、
それでも確実に言えることは、
「店側の先手必勝!」ということでしょうか。

仕方ないので、
負け惜しみだけ言っておきます。

販売用の「パワーストーン百科全書」で、堂々と
お客さんの質問に答えるのはやめましょう!

(せめてレジ裏でこっそり調べて下さい。。。)


その他雑談 トップ アイコン
トップ


石