石

黄水晶(きすいしょう)

citrine (シトリン)



石鉱物データ

色:黄色、茶色
光沢:ガラス光沢
晶系:六方晶系
硬さ:7


石石の説明

黄水晶は、不純物に鉄が
含まれて、黄色くなった
石英のことだが、
不純物の鉄が、さらに多くなると
黄色を通り越して茶色になる。
石英自体は、地球上に
最も多く存在する鉱物だが、
天然の黄水晶はとても珍しく
「一山に一塊」と言われている。
石英に鉄ではなく鉄イオンが
混じると、紫水晶になるので、
両方(鉄と鉄イオン)が微妙に混じると
「アメトリン」という珍しい鉱物になる。

石コメント

「一山に一塊」と言われている程
珍しいハズなのに、
鉱物ショップなどでは、黄水晶が
百円単位で大量に販売されている。
これは、大半が質の良くない紫水晶を
加熱して加工したもの。
加熱することによって、
中の鉄イオンを鉄に変えるのだ。
ちなみに、そういう加熱品は
加工品だけでなく、原石状態でも
存在するので、注意!


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