石

緑簾石(りょくれんせき)

epidote (エピドート)



石鉱物データ

色:緑、黄緑、黒色など
光沢:ガラス光沢
晶系:単斜晶系
硬さ:6〜7

石石の説明

緑簾石は、「簾=すだれ」の通り、
竹を平行に繋げた細長い板状の
形をしているものが多い。
しかも、縦方向に線が入っているので
見た目はますます簾っぽい。
また、緑簾石という名は、
単独の鉱物の名前であると同時に、
似たような性質を持つ
鉱物グループの総称でもあり、
仲間は褐簾石、紅簾石、灰簾石etc。
成分の基本はどれもカルシウム、
アルミ、シリコン、ケイ素で、
緑簾石は、それに鉄が加わって
緑になる。なので鉄分が多い程、
緑は濃く、不透明になってしまう。

石コメント

緑簾石は、日本でも長野県で採れる
鉱物だが、何故か産地では
「やきもち石」と呼ばれているらしい。
丸い褐色の玉の中に、緑簾石の
黄緑色の結晶がぎっしり詰っていると
それが、うぐいすあんの入った餅に
見えるからそう呼ばれるのだとか。
つまり「やきもち」は人間の感情の
一種(笑)ではなく、焼いたお餅の
ことなのだ。思ったより単純明快!?


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