石

石検証!賢者の石石

まぁ、ファンタジー系のゲームや、小説を見渡せば、
いろいろと不可能を可能にする、便利な石が登場するわけですが
やっぱり有名なものといえば、
あのハリーポッターにも登場した
「賢者の石」でしょうか?
その「賢者の石」は、手に入れた人を、
不老不死にすることが出来るという、
言ってみれば、
人類最大の不可能を可能にした石!
というわけで…。


でも、実はこの賢者の石、
ハリーポッターよりずっと前に、映画で登場してました。

それは1978年に公開された、
かの有名な、ルパン3世の映画第1号


ただし、ルパン3世の作者は日本人、
ハリーの作者はイギリス人…というのを考えると、

もしかして「賢者の石」は、
ファンタジー系では
世界的にメジャーな石だったのか!?
いやいや、もう一つ考えられるのは、
ハリーの翻訳をしたM女氏が、

「philosopher's stone」をその性質を考えて、
「賢者の石」と意訳したとか…。

ちなみにphilosopherは、
英和辞典で引くと、「哲人or哲学者」で、

逆に賢者を和英辞典で引くと、「wise(賢明な)man(人)」。
で、今度は「賢者」を国語辞書で引くと、
賢者とは聖人に次ぐ人を言うらしく、

聖人とは「お金、権力はいくらでも必要だが、
それを自分のために使わない人」
とのこと。


微妙にニュアンスが違っているような気がするような??
ローリングさ〜ん!
もともとこの名前には、どんな意味があったんですか〜!?

ま、結論としては、
M女史が「不老不死」というキーワードを考えて、

以前からファンタジー系で存在してた(と仮定)名前を、
付けたのかもしれませんね。
そう考えてみると
「賢者の石」って、どこかで聞いたことのある名前だったし…。

(他に登場するストーリーがあったら、教えて下さい)


えー、では、やっとこの石の検証に入ります。
この石の最大の効果である「不老不死」は、
どうやって発揮されるのか?


ハリーポッターで登場した「賢者の石」は、
ただ石を持っているだけでいい
そうです。
で、600年以上前に、
ある人物の手によって合成!?されたらしい!

(ネタバレになるので、この辺で止めておきます)
石を作った600歳以上の人も登場し、
その効果はばっちり発揮されてました。

ただし、ストーリー中に、石は消滅(!?)してしまい、
現在は、その存在すら不明…といったところでしょうか。

ルパン3世の方は、石は、エジプトのピラミッドから発見!
映像では、青緑っぽい、アクアマリンに似たような!?石でした。
でも、ただ持ってるだけで良かったハリーとは違い、こちらでは、
石を砕いてその粉を飲まなければ、効果はない
そうです。
で、やはり、最後には石は消滅…かな?

この辺の展開は、東西で共通してるようですね。


それからもう一つ、
この石にまつわる
テーマ
も、共通してるようです。それは、
「誰が手に入れるのか?」「不老不死って、本当に得?」

ということ。

(ま、当たり前と言ってしまえば、当たり前…)
そして、その辺りのエピソードを見て思うことも、やはり同じ。

最終的には、「賢者の石」というのは、
「手に入れた人が賢者である」ということでしょうか?

ハリーポッターでも、最後に言っています。
「賢者の石は、それを利用したい人でなく、
ただそれを欲しいと願った人の手に渡る」

石にまつわるストーリーは違っても、
やっぱり
言いたいところは、これに尽きる気がします。


では最後に、もし自分の身近に賢者の石があったら
それを欲しいを思うでしょうか?

私の場合は…うーむ、砕いて飲まなくてもよければこっそり懐に!?
ただ、残る疑問は、それで仮に600歳まで生きたとしたら、
何歳まで年金を納めて、何歳から老人なんですかね〜!?



付記:この話の後日談がこちらに掲載されています↓
「雑談の後日談」
よかったらこちらも読んで下さい。


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