石

ハックマン石

hackmanite (ハックマナイト)

石鉱物データ

色:無色(紫外線下で紫、赤紫tec)
光沢:ガラス光沢
晶系:等軸晶系
硬さ:5.5〜6

石石の説明

ハックマナイトは、ソーダライトの変種で
名前の由来であるV.ハックマンが、
ロシアのコラ半島にて発見した。
この石の最も変わっているとこは
その色の変化具合である。
地中にある時は赤紫色だが、
発掘された途端に無色になってしまう。
そして、紫外線を当てると
再び元の色の戻るという…。
この性質はファトクロミズムと言い、
ハックマナイトは、この色の変化を
何度も楽しむことが出来る。

石コメント

ソーダライトはどちらかというと
ありふれた普通の鉱物で、
専門店でなくとも、パワーストーン
として、手軽に販売されてたりする。
なのに、変種にこんな変わり者が
いるのだから、鉱物の世界は
本当に油断ならない(笑)。
その最大の特徴である
色の変化の原因は、
ソーダライトの塩素が、ほんのわずか
硫黄に置き換わったことで起きる。
ところで、この石の発見と関係あるのか
不明だが、コラ半島には人類が掘った
最も深い穴が存在する。


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